apple banana orange

バッグひとつ、スニーカーを履いて。

会社のこころ

世界には、たくさんの会社があって、あんな人やこんな人が所属している。会社には、何か目的がある。それは、靴を作って売ることだったり、お菓子を製造することだったりね。そして、中心となるポリシーは、その会社を作った人の考えが大きく反映されて受け継がれていくことが多い。それはメンバーの中で大切にされて、新しいメンバーを採用するときも、考えに共感してくれて、同じような志を持っているかが考慮されるだろう。そうやって集まった会社のメンバーは、きちんと選ばれたには違いないけど、やっぱり完全に考え方が同じわけではないから、創設者が大切にしている想いが、ねじまげられてお客さんに伝わってしまうことがある。それを防ぐためにも、しっかりした社員教育が行われるわけだ。それでも社員の人格全てを染め抜くことは難しい。人間だから。染め抜かれて、そっくりな人格ばかりになってしまったら、それはそれで怖いし、人間的ではない気がする。人間の会社は、いろんな考えを持った人の集まりなのだ。だからある時に、好きな会社のサービスを受けた時に、あれっ、なんだかおかしいと思うことがあっても、それでその会社の全てを否定してしまうのは、やっぱり違うんだな。あなたがその会社に期待する通りのサービスを、情熱を持って生み出している社員もいるし、志は同じだけど、やり方が違う社員もいる。部署によっても全然違ってくるしね。人間の会社とはそういうもの。