apple banana orange

バッグひとつ、スニーカーを履いて。

愛することと愛されること

愛することにすっかり疲れてしまった。愛が無尽蔵に湧いてくると勝手に思い込んでいて、でも実はそれは母などからもらっているからこそ、手元にあるわけだ。愛は自分の中に保存しておけるものだろうか。ある程度はできるかもしれない。でも基本は、お金のように、社会に豊かに循環するものであればいいなと思う。猫たちは、なんのためらいもなく愛を求めてくれる。好きな人たちを完全に信じているからだ。僕も彼らの純粋さを完全に信じている。お互いの愛を交換する。僕がやるべきことに打ち込み、そこに同じ夢をみたい、もしくは近くにいたいと思ってくれる人が現れるだろうか。愛のようなものじゃなくて、愛を探してみようと思う。