apple banana orange

バッグひとつ、スニーカーを履いて。

水のある景色

階段を上り終えると、人工の水路が広がっていた。背もたれのない石のベンチには、男の子と女の子がたくさん。淡いひかりを見ながら寄り添っていた。海のない町に生まれた僕なのに、穏やかでたくさんの水をみるとなんだかとても安心して優しい気持ちになるのはなぜなんだろう。今日、車とさようならをした。たくさんの思い出をありがとうね。最近の車文化が嫌になってしまって、自転車や交通機関を使うことで暮らしてみようと思う。