apple banana orange

バッグひとつ、スニーカーを履いて。

南フランスのニース、エズ、そしてモナコに行ってきた。その2

シャガール美術館は入場が8ユーロだったが10人以上だと6.5ユーロになるようだ。周りを見回したが、一緒に入ってくれそうな人が10人もいなかったので普通に8ユーロで入った。パスポートを人質に預けると、日本語音声案内装置をレンタルしてくれる。無料。数人で行っても、誰か一人のパスポートを預けるだけで、人数分レンタルすることができる。

案内装置は片耳だけにそっと当てて聴く、初めてみるタイプだった。けっこう音が大きいし、ヘッドフォンではないので近くにいる人の音も聞こえてくるがそんなに不自由はしない。音声案内も興味深いし、絵を見てゆっくりめぐれる。展示してある量はそんなに多くない。あれ? 終わり? という感じで全部みることができる。美術館の庭にはカフェがある。すごく大きいわけではないが料理も悪くないし、犬がそばに来て座っていたので楽しめた。ニースらしく、料理の分量は多い。

さて、ニースの次はエズだ。すごく観光地化してしまっていて、そういう雰囲気が嫌な人にはおすすめしない。僕は仕立て上げられた観光地はあんまり楽しくないのでちょっと残念な気持ちだった。狭い村だから余計に観光色が濃密になって感じられるからかもしれない。村の一番上から景色をみるためには6ユーロ払って植物園に入る必要がある。うーん。別に植物園に入りたいわけではないのだが、景色を見たいから結局入ることになってしまうと思う。植物園にあるのはほとんどがサボテンである。エズにはフラゴナールの香水工場がある。うまくすれば製造しているところを見ることができる。香水はよい値段がするけれど、物もとても良いので好きな人は買うといいと思う。品質が変わらないように、金色のアルミのボトルに入っている。

モナコ。思っていた以上に小さい国だ。僕はニースの方が好き。というかニースとそんなに変わらない気がする。カジノがあって、フェラーリやらマクラーレンランボルギーニが普通に走っている。以上。